【不況に強い!!】iシェアーズ・コア米国高配当株ETF【HDV】の特徴まとめ

HDV

ブラック・ロック社が販売している米国高配当株ETF【HDV】

【HDV】は米国の高配当株式で構成されたETFで、【VYM】、【VIG】、【SDY】と同様に米国高配当の代表的なTEFになります。

本日は、【HDV】の概要、運用成績、構成銘柄などの特徴についてご紹介します。

概要

【HDV】はブラック・ロック社の米国高配当株ETFです。

モーニングスター配当フォーカス指数をベンチマークとしています。

モーニングスター配当フォーカス指数とは、財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた利回り上位約75社の銘柄で構成されているベンチマークです。

構成銘柄数も74銘柄と他の米国高配当ETFと比較すると少なめの構成ですが、ワールドワイドな企業ばかりなのであまり気にしなくてもいいと思います。

また、配当利回りが3.5%経費率が0.08%となっています。

経費率に関しては他の米国高配当ETFと変わりませんが、配当利回りに関しては3%を超えており群を抜いています

設定日が2011年と新しく暴落を経験していない点は気になりますが、この配当利回りはとても魅力的です。

【HDV】概要(2017年7月時点)
ETF名称(日本)iシェアーズ・コア米国高配当株ETF
ETF名称(米国)iShares Core High Dividend ETF
ティッカーHDV
ベンチマークモーニングスター配当フォーカス指数
上場取引所NYSE Arca
純資産総額約62.1億$
経費率0.08%
配当利回り3.50%
配当日年4回(3月/6月/9月/12月)
構成銘柄数24銘柄
設定日2011年3月

保有上位10位銘柄

【HDV】が保有している上位10位銘柄は以下のとおりです。(2017年7月時点)

銘柄名ティッカー構成比
エクソン・モービルXOM8.23%
AT&TT7.40%
ジョンソンエンドジョンソンJNJ5.81%
ベライゾン・コミュニケーションズVZ5.69%
シェブロンCVX5.19%
ゼネラルエレクトリックGE5.16%
ファイザーPFE5.08%
プロクター&ギャンブルPG4.37%
フィリップモリスPM3.91%
シスコシステムズCSCO3.65%

上位10銘柄構成割合が54.49%

構成銘柄数が少ないこともあり、上位10位の銘柄で半分以上を占めています。

高配当を謳っていることもあり、上位を占めている銘柄どれも高配当かつ連続増配を続けている大企業ばかり。

【HDV】の売買回転率が74%と非常に高く、構成銘柄、比率は頻繁に入れ替わっているようです(【VYM】は売買回転率7%です)。

セクター別の構成比率

【HDV】のセクター別の構成比率は以下のとおりです。(2017年7月時点)

セクター構成比率
生活必需品22.32%
エネルギー15.93%
ヘルスケア14.15%
電気通信13.09%
資本財・サービス12.01%
情報技術11.72%
公益事業5.18%
一般消費財・サービス4.24%
金融1.06%
キャッシュ等0.29%

生活必需品、エネルギー、ヘルスケアを中心に幅広いセクターで構成されています。

1位に生活必需品、3位にヘルスケアと好景気時に弱く不況時にも強いセクターで構成されています。

一方で、2位にエネルギーと原油の価格変動の影響を受けるセクターが占めているので一概にディフェンシブなセクターで構成されているとは言えないようです。

運用実績

【HDV】の設立からのチャートとパフォーマンスは以下のとおりです。
(画像はETF.COMより)
HDV

設立されてから右肩上がりのチャートとなっていますが、S&P500や【VYM】等の高配当ETFと比較するとパフォーマンスが劣っています。

2008年のリーマン・ショック以降の米国市場は好調で、好景気時に弱く不景気に強いというディフェンシブの特徴が顕著に出ています。

不況時には、逆転し【HDV】のパフォーマンスが他より優れる結果になるはずです。



【HDV】の購入理由

私は既に米国高配当ETF【VYM】を所有しており、【VYM】を購入する際に【HDV】も候補に挙がっていました。

構成銘柄数を考慮した結果、【HDV】の購入を見送り、【VYM】を購入することにしました。

しかし、【VYM】の購入を続けているうちに1つに絞らなくても良かったのではという考えが出始めました。

どちらも米国高配当ETFで経費率など非常に似た内容となっていますが、【HDV】は生活必需品、エネルギー、【VYM】は金融、テクノロジーを中心としたセクターで、構成が大きく異なります。

異なるセクターで構成されている【HDV】と【VYM】の2本柱にした方が、より良いポートフォリオに成るはずだと考え購入を決意しました。

まとめ

以上、ブラック・ロック社の米国高配当株ETF【HDV】の紹介でした。

【HDV】の特徴

  • 配当利回りが米国高配当株ETFより優れている
  • ディフェンシブセクターで構成されおり不景気に強い(好景気に弱い)
  • エネルギーセクターが高い割合を占めており原油価格の変動の影響を受けやすい
  • 売買回転率が高く、構成銘柄が頻繁に変わる

【HDV】の最大の魅力は他の高配当ETFと比べても非常に高い配当利回りです。

また、好景気時の株価上昇率は他に劣るかもしれませんが、不景気や暴落時の株価下落率は他よりも優れた結果を残してくれるはずです。

高配当ETFと同様に、分配金を再投資しながら長期保有を考えている人にお勧めのETFです。

近年、株価暴落がささやかれていることもあり、これから投資するのにも相応しいETFかもしれまん。

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