【米国高配当株式ETF】構成銘柄の入替えについて

2017年9月に、iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】の構成銘柄に大きく変更がありました。

構成銘柄の入替え自体はどのETF、投資信託でも定期的に行われてるいることなのですが、【HDV】の思い切った構成銘柄の入替えには驚きました。

今回の構成銘柄の入替えで感じたことを記事にしてみました。

高配当株式ETF

本題に入るまでに、米国高配当株式ETFについて簡単にご紹介します。

高配当株式とは、その名の通り高配当(配当水準が高い)の個別銘柄に投資するETFです。

米国の高配当株ETFで有名所としては、【HDV】、【VYM】、【SDY】などがあります。

【HDV】は構成銘柄が約75銘柄ですが、【VYM】は約400銘柄と幅広い高配当の銘柄に分散投資することができます。

【HDV】の入替えについて

【HDV】の上位10位の構成銘柄は以下の通りです。
HDV

ジョンソンエンドジョンソン、ゼネラルエレクトリックが上位10位から外れて、新たにウェルズ・ファーゴとコカ・コーラが追加されています。

実は、この2銘柄は上位10位から外れただけではなく、構成銘柄からも除外されています。

他にもマクドナルド等の有名銘柄も除外されています。

米国を代表するような有名銘柄を除外したこともですが、約2ヶ月間でこれだけ大きく変更したことにも驚いています。



除外された理由

何故、ジョンソンエンドジョンソン、ゼネラルエレクトリック、マクドナルド等の有名銘柄が除外されたのか。

配当利回りの低下と株価の下落(業績の悪化)が懸念されたからだと考えられます。

配当利回りの低下

2017年9月時点の配当利回りは、以下の通りです。

配当利回り

  • ジョンソンエンドジョンソン : 2.56%
  • ゼネラルエレクトリック : 3.86%
  • マクドナルド : 2.54%

ジョンソンエンドジョンソンとマクドナルドは業績が好調ということもあって、株価が上がり続けています。

そのため、約3%程あった配当利回りが約2.5%まで下がっており高配当とは言えない水準になっています。

このように高配当と言える配当利回りではなくなったため、除外されたのではと思います。

株価の下落(業績の悪化)

下記は、ゼネラルエレクトリック【GE】のチャートになります。
GE
ジョンソンエンドジョンソンとマクドナルドの業績、株価が好調な一方、ゼネラルエレクトリックは株価が下がり続けています。

第2四半期決算では予想を上回る決算で業績自体は良くなってきていますが、CEOの交代、家電事業の売却など今後の見通しが不安です。

そのため、配当利回りが約3.86%と高配当ではありますが除外されたのではと考えられます。

構成銘柄の入替えで感じたこと

【HDV】を購入した理由の1つに、「有名銘柄を間接的に保有できる」というのがありました。

特に、ジョンソンエンドジョンソンとマクドナルドは個別銘柄で購入も検討しており、【HDV】の構成銘柄に取り入れられているのは非常に魅力的でした。

また、これらの有名銘柄は除外されることはないだろうと考えておりました。

しかし、今回の構成銘柄の入替えで、有名銘柄であっても配当利回りが低下したら、ようしゃなく除外することが分かりました。

【HDV】は構成銘柄の入替えが激しいので今回のような結果になったのかもしれませんが、他の高配当ETFでも同じこと起こりうるかもしれません。

今回、高配当ETFは「高配当(配当水準が高い)の個別銘柄」を銘柄を構成するときの基準にしていることを改めて認識させられました。

もし、自分の欲しい銘柄が取り入れられているからなどの理由で、高配当ETFを購入されるのなら考え直したほうがいいのかもしれません。

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