損出し(損益通算)の方法を徹底解説!【含み損解消で節税効果】

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損出し(通算損益)

株式投資をしていく上で、できれば出したくない含み損(損失)。

含み損の銘柄をどうするか、頭を抱えている方もいるかと思います。

その解決策の一つとして、「損出し」が挙げられます。

損出しは、含み損が解決するだけではなく、節税にもなります。

そこで、この記事では

  • 含み損、含み益について
  • 損出し(損益通算)について
  • 損出し(損益通算)の方法と注意点

について、ご紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたの含み損の悩みが解決できるかもしれませんので、ぜひご一読を!!

含み益(利益)、含み損(損失)とは?

含み益と含み損
本題に入る前に、含み損と含み益、損失と利益について説明します。

あなたが購入した銘柄の購入価格より、値上がりしている状況を含み益。

値下がりしている状況を含み損といいます。

含み益、含み損の段階では、まだ銘柄を保有しています。

そのため、今後の株価の変動で含み益が含み損に、含み損が含み益になることもありえます。

含み益が出ている状況で売却すると、利益が発生します。

逆に、含み損が出ている状況で売却すると損失が発生することになります。

売却した時点で損益が確定しており、利益には税金20%が課せられます

損益通算、損出しとは?

損出しとは、正確には「損益通算」のことを指します。

損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することです。株式などの投資を行って利益(譲渡益や配当など)が出た場合は税金がかかりますが、一方で損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができます。それでもマイナスになった場合、確定申告を行うことで最長3年間損失を繰り越して控除することも可能です。
< SMBC日興証券株式会社 >

上記にあるように、損益通算を活用することで利益を損失で相殺させることで税金を減らすことができます

税制度をうまく活用した、裏技のようなものですね。

損出し(損益通算)の方法

損出し(損益通算)

例を使って説明をしていきます。

例えば、100万円で購入した銘柄A、銘柄Bがあったとします。

その後、銘柄Aは120万円になり20万円の含み益に、銘柄Bは90万円となり10万円の含み損になりました。

この時、銘柄Aのみを売却すると利益20万円となり、この利益に20%の税金がかかってしまいます

ここで税金対策として行うのが、損出しです。

まずは、損失が出ている銘柄Bを売却します。

こうすることで、利益の20万円と損失の10万円が相殺された、10万円に税金が課せられることになります

今回のケースだと、損出しするとしないでは、税金に2万円の差があります。

売却した銘柄Bは、売却を行った翌日以降に再度購入して、完了です。

こうすることで、含み損は解消され、さらに節税にもなります。

利益になるもの、損失になるもの

損益通算できる利益は、株式売却(個別株/投資信託/ETF)と配当金で得たものになります。

一方で損失は、株式売却(個別株/投資信託/ETF)と譲渡損失の繰越控除の2つです。

利益、損失ともに国は制限されていないので、国内株と外国株のどちらでも大丈夫です。

その年分の利益より損益が多かった場合、確定申告をすることで最大3年間損失を繰り越すことができます。このことを、「譲渡損失の繰越控除」といいます。

損出しの注意点

  • 売却した銘柄の買い戻しは翌日以降
  • 1年間で発生した利益、損失が対象
  • NISA口座で損出しできない
  • 売買手数料を考慮しなければならない

売却した銘柄の買い戻しは翌日以降

売却した銘柄は、必ず翌日以降に買い戻しをしてください。

同日に買い戻しを行うと、損出しできません。

翌日以降ということは、買い戻しをする間に株価が変動するリスクがあることも認識しておきましょう。

1年間で発生した利益、損失が対象

数年前の利益・損失をさかのぼって、損益通算できません。

その年の1月~12月の1年間に発生した、利益と損失が損出しの対象となります。

ただし、損失に関しては譲渡損失の繰越控除を行うことで、最大3年間まで繰り越すことができます。

NISA口座で損出しできない

NISA口座の利益は、非課税となっています。

そのため、NISA口座から発生した利益、損失は損益通算として利用できません

NISA口座を除外して、損益を考えるようにしましょう。

売買手数料を考慮しなければならない

株式を売り買いするので、当然ながら手数料が発生します。

特に外国株式の手数料は、高いので注意が必要です。

米国株式では、SBI証券では約定代金の0.45%(下限5ドル、上限20ドル)となっています。

僅かな利益のために損だしを行うと、手数料でかえって高くつくこともあります。

まとめ

以上、損出し(通算損益)についてご紹介しました。

含み損は、かなりのストレスになり、精神的によくありません。

損出しをすることで、含み損が解消されるだけではなく、節税にもなります。

ご紹介したように損出しは決して難しくなく、初心者の方でも簡単にできます。

含み損に悩まれている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

べーやん

べーやん

九州在住、会社員。会社員の傍ら、世界中を旅しています。"今"を楽しみつつ貯蓄して、年間貯金額400万円を達成。 当ブログでは、資産運用、株主優待、生活、買ったものなどについて紹介しています。

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