【RDS-B】急落中のロイヤル・ダッチ・シェルを購入。銘柄分析と購入理由について紹介

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ロイヤル・ダッチ・シェルの銘柄分析と購入理由(RDS-B)

2020年4月に米国個別株を購入しました。

今回購入した銘柄は、オランダとイギリスに本社を置く石油会社メジャのロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】です。

エネルギー関連の銘柄は、ボラリティが高くリスク許容度の私には不向きな銘柄。

それでも購入に踏み切った理由をご紹介したいと思います。合せて銘柄分析についてもご紹介します。

購入を検討されている方は、ぜひご一読を!!

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】の株価と銘柄分析

ロイヤル・ダッチ・シェルの株価(RDS-B)
銘柄名称(日本)ロイヤル・ダッチ・シェル
銘柄名称(米国)Royal Dutch Shell plc
ティッカーRDS-B
上場取引所NYSE
純資産総額1428.49億ドル
株価36.55ドル
配当利回り10.29%
配当日年4回(3月/6月/9月/12月)
【RDS-B】概要(2020年4月時点)

ロイヤル・ダッチ・シェルはイギリスとオランダに本社を置く石油会社です。

黄色い貝のマークのガソリンスタンドと言えば、お分かりになる方も多いかと思います。

2019年の売上が1位と石油会社の中でもかなりメジャーな会社となっています。

株価ですが、2020年にはいって急落しています。

コロナショックの影響で石油需要が下がったのとロシアとサウジアラビアの対立で原油価格は急落したためです。

2020年4月時点で少し値を戻しましていますが、先行きが不透明でまた急落してもおかしくないと思っています。

株価下落に伴い、配当利回りも非常に高くなっています。

高配当&約70年間減配なしということもあり、高配当投資家から非常に人気がある銘柄です。

一方でESG投資が広がっていることもあり投資家から避けられたり、石油は世界情勢に影響されやすく非常にリスクが高い銘柄だと言えます。

また石油産業自体も今後の成長性を見込めないかと思います。

投資される場合は、そのことを踏まえて投資されることをおすすめします。

【RDS-A】と【RDS-B】の2種類ある

ロイヤル・ダッチ・シェルの株には、【RDS-A】と【RDS-B】の2種類があります。

どちらとも日本の証券会社で購入することができます。

【RDS-A】と【RDS-B】は、株価も値動きもほとんど同じです。

違いをざっくり言うと、源泉徴収税がとられるかどうかです。

迷ったら源泉徴収がとられない【RDS-B】がおすすめです。

▼【RDS-A】と【RDS-B】の違いについて徹底解説しています

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】の購入株価

ロイヤル・ダッチ・シェルの購入株価(RDS-B)

2020年4月6日に初めての買付を行いました。購入株価は34.35ドルで13株の購入。

その後もちょくちょく買い足しを行っていて現在は30株まで増えています。

様子を見つつ100株ぐらいまで買い足していくつもりです。

ただ、株価が戻りつつあるのであまり旨味が感じられなくなったら買い足しストップです。

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】の購入理由

冒頭でもお伝えしましたが私はリスク許容度はかなり低いです。

それにも関わらずボラリティの高いロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】を購入した理由は以下の3つです

  • 配当利回りが魅力に感じた
  • 株価が下がりすぎだと感じた
  • 儲けるためにはリスクを取ることが必要

配当利回りが魅力に感じた

私が購入したときは配当利回りが11%を超えていたかと思います。

私は高配当の銘柄を中心に保有していますが、それを比較してもかなり高い配当利回りです。

さらに約70年間減配していないという実績もあります。

今後もこの配当金を維持できるかどうかは怪しいところはありますが、そのリスクを上回る魅力的な配当利回りです。

2020年のコロナショックの暴落の時に、配当金で定期的に収入があることは精神的な支えになると改めて分かりました。

高配当投資に勢いを付けるためにも購入しました。

株価が下がりすぎだと感じた

2020年の2月頃には原油価格は1バレル=50ドルを超えていました。

それが1ヶ月間ほどで暴落し、一時は20ドルを切ることもありました。

下記理由で原油価格は急落した理由は以下の2点です。

  • コロナショックの影響で石油需要が下がった
  • ロシアとサウジアラビアの対立で原油増産

当然ながら原油価格が下がると石油銘柄の価格も下がります。

近年株価が低迷していた【RDS-B】もさらに株価を下げ、2020年初めから約50%ほどの株価になりました。

これは流石に下げ過ぎだと思い、配当だけではなくキャピタルゲイン狙いでも購入することにしました

儲けるためにはリスクを取ることが必要

私はインデックス投資をメインで少し個別銘柄へ投資をしています。

前々から感じていたのですが、私みたいにちまちま投資をしていると儲けも微々たるものです。

やはり、儲けるためにはある程度のリスクを取ることが必要だということを身をもって感じています。

そのリスクを取るのはコロナショックで株価が下落している今ではと思い購入に踏み切りました。

私のストレスが貯まるようなボラリティの高い銘柄を保有していないという投資方針に反しますが、たまには勝負も必要です。

▼私の保有銘柄と保有理由を紹介しています

今後の方針について

【RDS-B】を購入したと言っても、まだ打診買いの段階です。

現在の株価を維持するのなら約30万円になるまで買い足しを進めていくつもりです。

私は基本的に長期保有を前提に投資をしていますが、この銘柄に関してはある程度利益を出たら手放すつもりです。

また、含み損が膨らみそうと思ったらすぐに手放します。

原油価格急落の問題はまだ何も解決しておらず、今後はさらに懸念材料が増える可能性があります。

儲ければラッキーぐらいの気持ちで保有を続けたいと思います。

▼インデックス投資家の私が個別株を保有している理由を紹介しています

べーやん

べーやん

九州在住、会社員。会社員の傍ら、世界中を旅しています。"今"を楽しみつつ貯蓄して、年間貯金額400万円を達成。 当ブログでは、資産運用、株主優待、生活、買ったものなどについて紹介しています。

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