【利確のすすめ】投資初期で利益を出しておくことの重要性

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利確のすすめ

株式投資や仮想通貨の取引において、非常に重要となるのが「売り」のタイミング。

「利益確定(利確)」、「損切り」のどちらにしても、タイミングは非常に難しく悩ましいものです。

難しい判断が必要とされる売りがですが、私は投資初期の段階から積極的に売りを行い、ある程度の利益を出しておいたほうが良いと考えています。

利益確定(利確)と損切りとは

本題に入る前に、簡単にですが「利益確定(利確)」と「損切り」について説明します。

利益確定(利確)とは、値上がりして利益が出ている株式や仮想通貨などを売却し、利益を確定させることです。

利確する前の利益のことを含み益、評価益と呼びます。

一方で、損切りとは、値下がりして損益が出ている株式や仮想通貨などを売却し、損益を確定させることです。

損切りする前の損益のことを含み損、評価損と呼びます。

利益は心にゆとりをもたらす

利益は、投資をする上で精神安定剤のような役割をしてくれます。

わずか利益でも、心にゆとりをもたらし、平常心で運用をしていく手助けになってくれるはずです。

特に相場変動に慣れていない投資初心者は、心にゆとりを持って運用する必要があります。

そのため、投資を始めたら早い段階で利益を出しておいたほうがいいと考えています。

売却を控えたほうがいいとしている長期投資においても、自分が安心して運用ができる金額になるまでは、売却を行なってもいいのではないでしょうか。

また、含み益でものいいのでは?と思われるかもしれませんが、確実に利益が得られているかどうかで大きな違いがあります。

利益は暴落時の売りの歯止めになる

暴落時にやってしまいがちなのが「売り」。

一般的に、暴落は「売り」ではなく「買い」のタイミングと言われています。

しかし、いざ暴落が起こると、頭では理解していながらも不安になり売却をしてしまうものです。

特に投資初心者は、激しい相場変動に不安なり、売りに走ってしまいます。

利益あれば、暴落時のダメージを抑え、売りの歯止めとなってくれます

暴落時は、これまで以上に利益が心強く思えるはずです。

売りのタイミングとは

冒頭で述べたように、売りのタイミングは投資のベテランでも難しいものです。

売却後に値上がりしたら「もう少し待てばよかった」と思ってしまうもの。

売るタイミングが判断できないのなら、「部分売り」がいいかもしれません。

一度に全て売るのではなく、自分で決めたルールに従い売却していくことで時間を分散させます。

ルールと言っても難しいものではなく、含み益が30万になったら含み益分だけ売却するといった単純なもので構いません。

利確だけではなく、損切でも同様のことがいえます。

ルールに従って売却することで、機械的に取引を行うことができます。

まとめ

以上、投資初期で利益を出しておいたほうがいいという私の考えをご紹介しました。

私自身、売却でわずかな利益しか出ていませんが、この利益が何度も心強く思えることがありました。

投資額も増えてきたこともあり、部分売りをし利益を増やそうかと検討しているところです。

もし、相場変動に不安を感じているのなら、自分のリスク許容度に合わせて利益を出されてみてはいかがでしょうか。

べーやん

べーやん

九州在住、会社員。会社員の傍ら、世界中を旅しています。"今"を楽しみつつ貯蓄して、年間貯金額400万円を達成。 当ブログでは、資産運用、株主優待、生活、買ったものなどについて紹介しています。

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