【楽天VT】投資信託「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のまとめ

近年、低コストの投資信託が次々と登場していますが、また注目すべき投資信託が楽天投信投資顧問から登場しました。

それは、2017年10月13日から販売が開始される「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」です。

この一本で先進国や新興国市場を含む様々な国の株式へ投資をすることができます。

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【楽天VTI】投資信託「楽天・全米株式インデックス・ファンド」のまとめ

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おすすめしたい方

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は、下記のような投資信託を探している方におすすめです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの概要

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は、バンガード・グループが運用しているETFに投資対象とするインデックス型投資信託「楽天・バンガード・ファンド」シリーズの1つです。

楽天投信投資顧問によって運用されています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス（円換算ベース）をベンチマークとしています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、大型株、中型株および小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。

投資信託料は、年0.2396％で、購入時手数料、信託財産留保額共にありません。

楽天の商品でありますが、2017年10月時点で「楽天証券」、「マネックス証券」、「SBI証券」で購入可能と発表されています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの特徴

【VT】に投資できる

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の最大の特徴は、投資信託の感覚でバンガード社のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF 【VT】を購入できることです。

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に投資することは、マザーファンドを通じて【VT】に投資していることになります。

バンガード社は1976年に個人投資家向けのインデックス・ファンドを世界で初めて米国の個人投資家向けに設定したアメリカの世界最大級の投信会社です。

そんな歴史と実績があるバンガード社の人気ETFの1つが【VT】となります。

投資信託ということなので、【VT】と違って円貨決済、少額からの購入、自動積立が可能です。

【VT】と比べコストは高くなりますが、為替手数料が無料で外国税額控除の手続きが不要といったメリットがあります。

世界の様々な銘柄に投資できる

ベンチマークの「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約7,400銘柄で構成されています。

約7,400銘柄には、大型株/中型株/小型株が含まれており、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に投資することで幅広く分散投資をすることができます。

低コストである

同じく全世界株式クラスの投資信託として、「eMAXIS 全世界株式インデックス」があります。

こちらの投資信託料は年0.648％なので、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の年0.2396％が圧倒的に低コストであることが分かります。

しかし、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」はまだ実質コストが分かっていないので低コストだからと言って早急に購入するのは止めておいたほうが良いかもしれません。

ちなみに、本家の【VT】の投資信託料(経費率)は年0.11％となっています。

【VT】とどちらを購入すべきか

多くの方にお勧めできるのは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」だと思います。

【VT】と比べ、円貨決済、少額からの購入、自動積立が可能で手間暇かけず投資をすることができます。

また、来年１月から開始される「つみたてNISA」にラインナップされる可能性がありますので長期保有にも適しています。

【VT】の場合は、外貨の準備(一部証券会社では円貨決済が可能)、配当金の外国税額控除、自ら1株単位(1株約1万5000円)の購入を行わなければなりません。

【VT】の方が低コストではありますが、購入手数料、為替手数料も考慮すると、【VT】の方が高くなる人もいるかと思います。

【VT】をお勧めできる方は、手間暇かけれて配当金が欲しい方です。

どちらを購入しても構わないと思いますが、投資初心者の方は迷わず「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を買うことをお勧めします。

まとめ

以上、投資信託「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の紹介でした。

全世界の様々な銘柄に低コストで投資できるということを考えると、これから投資を始める方への最初の一本としてお勧めできる商品です。

海外ETFはハードルが高く避けられている傾向がありましたが、これを機に普及するのではと思います。

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