バンガード米国高配当株ETF【VYM】の特徴まとめ!積立購入にお勧めのETFです

VYM

バンガード米国高配当株ETF【VYM】は、バンガード社が取り扱っている米国高配当株ETF【VYM】

米国の高配当株式で構成されておりで、バンガード社の商品の中でも人気のあるETFの1つです。

私自身、国内投資から米国投資へシフトした際に最初に購入したのが【VYM】となります。

今では、私のポートフォリオの中心となっています。

そんなおすすめのETF【VYM】の概要、運用成績、配当金、構成銘柄などの特徴と私が【VYM】を選んだ理由についてご紹介します。

【VYM】をおすすめしたい方

【VYM】は、下記のようなETFを探している方におすすめです。

おすすめしたい方

  • 高配当ETFに投資したい
  • 米国の幅広い企業に分散投資をしたい
  • 低コストのETFを探している

【VYM】の概要と特徴

【VYM】概要(2018年2月時点)
ETF名称(日本)バンガード米国高配当株式ETF
ETF名称(米国)Vanguard High dividend Yield ETF
ティッカーVYM
ベンチマークFTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
上場取引所NYSE Arca
純資産総額約1.9兆円
経費率0.08%
配当利回り2.78%
配当日年4回(3月/6月/9月/12月)
構成銘柄数402銘柄
設定日2006年11月

【VYM】はバンガード社の米国高配当株ETFです。

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークとしています。

ハイディビデンド・イールド・インデックスとは、大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を上回る大型銘柄で構成しているベンチマークです。

構成銘柄数は402銘柄と、他の高配当ETFである【HDV】、【VIG】、【SDY】と比べて多く銘柄を組み入れています。

【VYM】に投資することで幅広い銘柄に分散投資をすることになります。

配当日は3月、6月、9月、12月の年4回で、配当利回りが2.78%、経費率が0.08%となっています。

一昔前は、配当利回りが3.0%近くあったことを考えると現在は割高です。

【VYM】の特徴をまとめると、低コストで米国の高配当銘柄に分散投資できるコストパフォマンスが優れたETFと言えるのではないでしょうか。

尚、【VYM】の配当金推移について、下記記事で紹介しています。

関連記事バンガード高配当米国ETF【VYM】の配当金推移

【VYM】の保有上位10位銘柄

【VYM】が保有している上位10位銘柄は以下のとおりです。(2018年2月時点)

銘柄名ティッカー構成比
マイクロソフトMSFT5.8%
ジョンソンエンドジョンソンJNJ3.6%
エクソン・モービルXOM3.6%
JP・モルガン・チェースJPM3.5%
ウェルズファーゴWFC2.6%
AT&TT2.5%
シェブロンCVX2.3%
ファイザーPFE2.2%
ゼネラルエレクトリックGE2.2%

上位10銘柄の割合が30.7%で構成されています。

上位銘柄には馴染みがある世界的な大企業の名前が並んでいます。

いづれの企業も高配当かつ増配を続けているので、今後の増配にも期待できるはずです。

また、売買回転率9%と低めのため、構成銘柄、比率の変化はあまりありません。

【VYM】のセクター別の構成比率

【VYM】のセクター別の構成比率は以下のとおりです。(2018年2月時点)

セクター構成比率
テクノロジー14.3%
金融13.9%
ヘルスケア13.7%
消費財13.5%
資本財13.0%
石油・ガス9.4%
公益8.0%
消費者サービス5.7%
通信サービス4.7%
素材3.8%

「テクノロジー」、「金融」、「ヘルスケア」、「消費財」、「資本財」が上位5位を占めています。

上位5位のセクターの比率にあまり差がなく、幅広いセクタに均等にで構成されています。

「ヘルスケア」、「消費財」は、好景気時に弱く不況時にも強い、ディフェンシブなセクターです。

一方で、「金融」、「テクノロジー」、「資本財」は好景気時には強いですが、不況時には弱いといった特徴があります。

僅かにですが、「金融」、「テクノロジー」、「資本財」の割合が大きいで、調整局面で株価が下がることを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。

消費財とは
個人や家庭で使用するために買うものを消費財といいます。
具体的な商品としては、洗剤・化粧品・食料品・ペットフードなどあげられます。
ジョンソンエンドジョンソンやコカコーラなどは代表的な消費財企業です。

【VYM】の運用実績とチャート

【VYM】の設立からのチャートとパフォーマンスは以下のとおりです。
(画像はETF.COMより)

VYMのチャート

2008年のリーマン・ショック時に、約半値近く下げていますが、それ以降は右肩上がりで成長を続けています。

米国大型株500社の指数であるS&P500と過去10年間を比較してみました。

VYMとS&P500の比較

過去10年間で、S&P500は161.81%、【VYM】は118.21%上昇しています。

S&P500が【VYM】と大差をつけて良いパフォーマンスを出している結果となりました。

パフォーマンスでは、負けていますが【VYM】の最大の魅力は配当金です。

配当金を再投資していくことで、S&P500に負けないパフォーマンスを出すことができるのではと思います。




私が【VYM】を選んだ理由

私は投資方針を「インデックス銘柄を中心に長期投資」、「高配当銘柄を中心に投資を行う」としています。

関連記事【2018年】インデックス投資家の投資方針

私の投資方針にあった米国ETFを探していた所、【VYM】とiシェアーズ・コア米国高配当株ETF【HDV】が候補に挙がりました。

【HDV】はブラックロック社から販売されているETFで、【VYM】と非常に似ている米国高配当銘柄ETFです。

【VYM】と【HDV】の主な違いは以下のとおりです

【VYM】と【HDV】の主な違い

  • 構成銘柄数が【VYM】は約400銘柄に対して【HDV】は約74銘柄
  • 配当利回りが【VYM】が約2.78%に対して【HDV】は約3.43%
  • 売買回転率が【VYM】が約9%に対して【HDV】は約49%
  • 【VYM】はテクノロジーセクター、金融の比率が高く、【HDV】は生活必需品、エネルギーセクターの比率が高い

配当利回りでは、【HDV】に軍配が上がります。

一方で、過去5年のパフォーマンスは【VYM】が56.%、【HDV】は38.02%と、【VYM】が勝っています。

また、【VYM】は約400銘柄と【HDV】の約70銘柄を大きく上回っており、幅広い銘柄に分散投資すことが可能です。

私の投資方針に近いものは【HDV】ですが、米国の幅広い銘柄に分散投資をできるインカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えるという点から【VYM】を購入することに決めました。

正直な所、どちらも甲乙つけがたい素晴らしいETFなので好みで購入されても問題ないかと思います。

※2017年9月追記
現在は、【VYM】、【HDV】の2つを保有しています。

当初、同じ米国高配当ETFで、非常に似た内容のETFをどちらも保有する必要はないと考えていました。

しかし、改めて考えてみると、セクター構成が大きくなることから両方共保有することでより分散投資ができるのではと考え、【HDV】も購入することにしました。

まとめ

以上、バンガード社の米国高配当ETF【VYM】の紹介でした。

【VYM】は、分配金を再投資しながら長期保有を考えている人にお勧めのETFです。

暴落時には他の銘柄と同様に下落はしますが、リーマン・ショックを乗り越えた実績があるので安心して投資を行えるのではないでしょうか。

【VYM】を購入される方は、暴落時にも淡々と購入を続けていくという強い覚悟をもって長期保有をしましょう。

そうすれば、きっと成果を出してくれるはずです。

【追記】楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)について

バンガード・グループが運用しているETFに投資対象とするインデックス型投資信託「楽天・バンガード・ファンド」シリーズに「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」が追加されました。

ベンチマークが「FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」となっていますので、【VYM】が投資信託になったようなものです。

投資信託なので、円貨決済、少額購入、自動積立が可能となります。

また、信託報酬は0.2096%(【VYM】の経費:0.08%、信託報酬:0.1296%)とかなり抵抗コストになっています。

思わずすぐに手を出したくなりますが、私は1,2年間は様子見になりそうです。

その理由は以下の3点が挙げられます。

様子見する理由

  • 実質的な信託報酬が分からない
  • 配当金が支給されるか、再投資されるか分からない
  • 再投資される場合、【VYM】よりリターンが良くなるか分からない

まずは、しばらく経たないと実質的な信託報酬が分からないので、もしかしたら思ったよりコストがかかる可能性があります。

また、【VYM】の配当金が支給されるのか、それとも再投資されるのかが明確になっていません

恐らく後者の再投資されることになると思いますが、その場合米国の源泉徴収10%だけが引かれて、再投資されることになり、かなりのメリットになるかと思います。

課税のことを考えると、本家【VYM】よりリターンが良くなるはずですが、本当にそうなるのかという懸念があります。

これらの懸念が払拭されるまでは、しばらく様子を見たいと思います。

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