【レビュー】FUJIFILM X-T2を半年間使って分かった良い点・悪い点

5 min 561 views

FUJIFILMのフラッグシップ機「X-T2」を購入してから半年が経ちました。

購入当初はFUJIFILMのカメラ、ミラーレス機を使うのが初めてということもあり、操作に戸惑っていました。

半年間使い倒したので、操作にも慣れ、X-T2の良いところ、悪いところが分かってきました。

本日は、改めてFUJIFILMのミラーレスカメラ「X-T2」のレビューと一眼との2台持ちの状況についてご紹介します。

私のカメラ事情

私のカメラ事情

  • Canon歴7年で6DとX-T2の2台持ち
  • 気軽に写真を撮りたいという思いから「X-T2」を購入
  • 主な撮影機会は旅先。普段はあまり撮影していない
  • 基本的にRawで撮影し、Lightroomで現像

X-T2の良いところ、悪いところを紹介する前に参考までに私のカメラ事情をご紹介したいと思います。

初めて一眼を購入したときからずっとCanonを使用しています。

以前は、よく一眼レフを持って撮影に出かけていたのですが近年は撮影の機会が減っていました。

旅先でも普段使いでも気軽に写真を撮りたいという思いから、「X-T2」を購入しました。

普段は、Rawで撮影し、Lightroomで現像しています。

お気に入りの写真に関してはPhotoshopを使うこともあります。

良いところ

「X-T2」の良いところ

  • とにかく軽い
  • 撮って出しのjpgが綺麗
  • 3方向チルト式液晶が便利
  • ファームウェアが頻繁に行われる
  • マニュアル撮影が簡単
  • スナップ写真を撮りやすい
  • 測距点が多い
  • EVFの表示タイムラグがない
  • 見た目と質感がかっこいい

とにかく軽い

一眼レフと比べるてとにかく軽く、コンパクトです。

普段使用しているカバンにも入るサイズなので、ちょっとしたお出かけのときでもカメラを持ち運ぶことが多くなりました。

旅先で一眼を持ち歩くのは一苦労なんですが、「X-T2」だとあまり気になりませんでした。

先日いったキューバでは、「6D」と「X-T2」の2台持ちで行ったのですが、旅の後半は「X-T2」だけを持ち歩いて撮影していました。

撮って出しのjpgが綺麗

Canonの機材で撮影した写真は、Rawで撮影してガッツリ加工しています。

しかし、FUJIFILMは撮って出しのjpgが綺麗で私の好みの色合いなためjpgで撮影し軽く加工するだけになりました。

加工の手間が減ったこともあり、現像せずに放置している写真が少なくなりました。

ちなみに、フィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮影することが多いです。

3方向チルト式液晶が便利

上下、横方向に動かすことが出来る3方向チルト式液晶は様々な場面で活躍しています。

今まで撮ることができなかった構図で撮れるようになりました。

特にローアングルで撮影する時に重宝しています。

ファームウェアのアップデートが頻繁に行われる

ファームウェアのアップデートが頻繁に行われ、便利機能が追加されたり改善されたりします。

例えば、ISO感度が追加されたり、長秒側のシャッタースピードが拡張されたり等など。

次々と改善、機能アップしてくれているので、今後のアップデートにも期待しています。

マニュアル撮影が簡単

一眼と比べて絞り、シャッタースピード、感度の設定の調整が非常にしやすい設計になっており、簡単にマニュアル撮影ができます。

また、マニュアルでフォーカスをあわせる際の補助機能「ピーキング」も本当便利です。

オールドレンズを使用する時は、マニュアルフォーカスになるので「ピーキング」を重宝しています。

「X-T2」を購入してからは、マニュアルで撮影することが多くなりました。

スナップ写真を撮りやすい

写真を撮らない人にとって、カメラは威圧感があります。

特に一眼レフなどでレンズを向けられたら、不快に感じる人も多いかと思います。

私はスナップ写真が好きで一眼レフを持ってぶらぶらと街を歩くことがあるのですが、周りから警戒されることが多いです。

一方で、X-T2だとさっと取り出して撮影ができ、周りからもあまり警戒されなくなりました

そのお陰か、街角で撮影した人々の表情も自然体の表情が撮れるようになりました。

測距点が多い

X-T2のAF測距点は91点(最大325点)あります。

ピント合わせのためにAFロックをしてカメラを動かす必要がなくなり撮影が楽になりました。

特にポートレートでは、瞳にピント合わせて解放で撮影することがあるのですが、フォーカスポイントがシビアでかなり神経を使っていたので助かってます。

EVFの表示タイムラグがない

店頭で他社のミラーレス機を使ってみた時、EVFの表示タイムラグやチラつきが気になりました。

しかし、X-T2ではタイムラグやチラつきを気にせず快適に使用しています

見た目と質感がかっこいい

見た目と質感が最高にかっこいいです。

X-Tはシャッター速度、ISO感度、露出補正は本体のダイヤルで設定をするのですが、このダイヤルのデザインが特に気に入っています。

デジタル機器だけど、デジタル感を感じさせないデザインが最高です。

ついつい、ちょっとしたお出かけでも思わず持ち出したくなります。

あまりにもかっこいいので、X-T2で撮影するとかっこいい写真が撮れるのではと勘違いしてしまいそうになります。

悪いところ

「X-T2」の悪いところ

  • バッテリーの減りが早い
  • ボタン操作が慣れない
  • 機能が豊富で把握、使いこなせない
  • ディテールの表現がイマイチ

バッテリーの減りが早い

枚数を沢山撮って、撮影していたものを確認してたら半日ぐらいでバッテリーがなくなります。

交換用のバッテリーがなければ、1日持たないと思います。

バッテリーの消費が早いのはX-T2だけではなく、ミラーレス全般に言えることだと思います。

純正のバッテリーは高いので、非純正製のバッテリーを購入して常に持ち歩くようにしています

純正の4分の1の価格で2個セットなので、非常にお得です。

また、同時に2つ充電できる充電器も重宝しています。

この充電器は、モバイルバッテリーでも充電できる優れものです。

充電を忘れた時など、色々な場面で役に立っています。

ボタン操作が慣れない

「X-T2」には8つのFnボタンが搭載されていて、それぞれのボタンに自分の好きな設定変更画面を設定することができます。

当初は自分好みにカスタマイズ出来て便利だと思っていたのですが、実際使ってみると操作に迷うことが多いです。

使いこなしが足りないだけかもしれませんが、ボタンが多すぎるのも難しいと感じています。

機能が豊富で把握、使いこなせない

一眼レフと比べとにかく機能が豊富です。

よく設定画面をいじくって知らない機能があれば、説明書を読んだりしています。

機能が多いのはありがたいことなんですが、正直ほとんどの機能を使いこなせていません

ディテールの表現がイマイチ

あくまでも6Dと比較してですが、ディテールの表現がイマイチです。

三脚を使ってしっかりと風景を撮影したい時は6Dを使用しています。

撮影場面によっては、ディテールの表現がイマイチなのもメリットとなったりするのであまり気になっていません。

2台持ちの状況

現在も、Canonの6DとFUJIFILMのX-T2の2台持ちが続いています。

普段ふらっと撮影に出かける際は、X-T2のみを持ち歩くことになりました

がっつりと撮りたい時は、2台持ちで出かけています

6Dには「EF70-200mm F2.8L IS II USM」、X-T2には「XF16mmF1.4 R WR」を装着しています。

「EF70-200mm F2.8L IS II USM」は神レンズで私のお気に入りのレンズです。

X-T2を購入してからは6Dで単焦点レンズをつけることが減りました。

2台持ちは何かと便利ですが、X-T2の機能面、画質共に大満足しており、X-T2だけでも事足りると感じています

一時は6Dの売却を検討しましたが、「EF70-200mm F2.8L IS II USM」で撮れる写真が素晴らしいため踏み止まりました。

まとめ

以上、半年経過して改めて「X-T2」の良いところ、悪いところ、2台持ちの状況をご紹介しました。

X-T2は写真を撮るのを楽しくさせてくれる機材で、いい刺激になっています。

機能面、画質面どれも言うことなしで心からおすすめできる機材です。

まだまだX-T2の機能を十分に引き出せていないので、これからもっと使い倒していこうと思っています。

べーやん

べーやん

九州在住、会社員。会社員の傍ら、世界中を旅しています。"今"を楽しみつつ貯蓄して、年間貯金額400万円を達成。 当ブログでは、資産運用、株主優待、生活、買ったものなどについて紹介しています。

FOLLOW

カテゴリー:

最近買ったおすすめアイテム

第1位:アルインコのエアロバイク
運動不足を解消しなければと思い購入したこちらの商品。天候を選ばない、テレビやタブレットを見ながらできるので飽き性の私でも続けることができ今では日課となっています。運動後は軽く汗ばむのでいい運動にもなっているはず!!


第2位:KINTOのコーヒーカラフェセット
ドリップコーヒーをお手軽に淹れることができるこちらの商品。作り方は簡単で金属フィルタに粉を入れてお湯を入れるだけ!!後片付けも水で流すだけです。見た目もスタイリッシュでいい感じ!!自宅でお手軽に本格コーヒーを楽しみたい方におすすめです!!


第3位:サーモスの水筒
これまで安物水筒を使ってましたがサーモスの水筒に買い替えました。保温良し、ゴムパッキンがしっかりしていて中身が溢れることなし、見た目良し、お手頃価格で大満足しています。水筒は節約の必需品なのでぜひ♪

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です